マンガ 一覧 - コピック公式サイト https://copic.jp/interview_cat/manga/ コピックは、Tooグループが開発したアルコールマーカーをはじめとする画材ブランドです。 イラスト、アート、デザイン、クラフトなど幅広い分野で活用されており、 現在は70ヶ国を超える世界各国で多くの方に愛用されています。 Thu, 14 Mar 2024 03:02:00 +0000 ja hourly 1 星野桂 https://copic.jp/interview/hoshinokatsura/ Fri, 01 Dec 2023 01:00:00 +0000 https://copic.jp/?post_type=interview&p=24925 星野 桂 KATSURA HOSHINO1980年滋賀生まれ。アニメーター業に就いたのち、2002年集英社より『ZONE』でデビュー。2004年、「週刊少年ジャンプ」誌上にて、『D.Gray-man』の連載を開始し、20 […]

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星野 桂 KATSURA HOSHINO
1980年滋賀生まれ。アニメーター業に就いたのち、2002年集英社より『ZONE』でデビュー。2004年、「週刊少年ジャンプ」誌上にて、『D.Gray-man』の連載を開始し、2006年と2016年にはTVアニメ化、2007年と2008年にはゲーム化。コミックスは現在、28巻まで発行され、累計2400万部を超える人気を博している。現在は「ジャンプSQ.RISE」にて本作を連載中。
instagram:@katsura_5600


コピックアワード2023で審査員を務めていただいた漫画家・星野桂先生。ご自宅にはコピック全358色のほか、コピックシリーズ周辺商品まで揃えていただいており、現在では主に趣味の創作活動にコピックをご愛用いただいています。そんな星野先生に今回は特別に愛猫のチョロちゃんを描き下ろしいただきながら、先生について、コピックについてさらにお話を伺いました。


ーコピックアワード2023では審査員を務めていただきありがとうございました。
 改めて先生について、先生が漫画家を目指そうと思ったきっかけを教えてください。

実は私、漫画家を目指してたわけではないんです。ある漫画編集部で編集アシスタントのアルバイトしていたことがあったのですが、編集部の人が先生のもとへ原稿取りに行くのに命を削っているのを見て、 この仕事は恐ろしいな、絶対嫌だと思っていました。
当時はアルバイトをしつつ、絵本作家を目指して持ち込みにも行ってたんですが、全く引っかからなくて。そんな時、(今はある漫画編集部の編集長の)友人に「漫画を描きなよ」って言われていました。それから1年ぐらい経った時に、 絵本の活動も全然パッとしないし一旦東京を離れて京都で姉と住んでた頃、9.11のテロの様子がテレビで流れて。当時は家事もせず、ただ寝てるだけの生活だったんですが、そのニュースを見た時にすごく駆られるものがあって…それで漫画を描き始めたんです。
で、その漫画を描いている途中で、この漫画を編集部に持ち込んでどこにも引っかからなかったら絵を趣味にしようと決めました。約束の当日になり、漫画を描きあげられてなかったけど、持ち込みに行ったのが有名な週刊少年ジャンプの編集部でした。そしたら、全く出来上がってない鉛筆原稿だったのに担当になってくださって。そこから、これからもネームを見せてください、東京にもまた上京してください…となって、今に至ります。

夕方の18時の約束だったんですけど、京都に住んでいたので15時ぐらいには新幹線乗らなきゃいけない。けれども原稿はできてないから嫌になって編集部に連絡もせず家でパジャマで寝ていました。※当時のお話です
19時過ぎぐらいになって、姉が仕事から帰ってきて「なんでまだ家にいるの」って怒られて、出来上がっていない原稿を姉がファイルに詰めて、パジャマ姿のままの私は引きずられて駅まで連れてこられ、新幹線に押し込まれて編集部に向かいました。
ラストシーンまで鉛筆状態の未完成原稿でしたが、編集の方は私が描いたものを面白いって言ってくださり、そこから、自分が描いたものにアドバイスをくれる人がいると思ったら楽しくて。
そこからは描いたら見せてを繰り返し、 気が付いたら読み切りに出そう、連載会議に出そうってなって、途中で「私って漫画家になりたかったんだっけ」って思ったのですが、もう決まっちゃったからやらないとと思ってやり始めて、 10週で終わるだろう、打ち切りになるだろうって思っていたけれど終わらなかったんです。
その時に、「私、漫画家になんなきゃいけないの」って、覚悟を決めました。そこからは地獄でした(笑)

愛猫チョロちゃんをコピックで描いている様子。
薄い色で下描きをしながらどんどん色を重ねていきます。

ーまるで漫画のようです…ありがとうございます。
 過去から現在に至るまでのお仕事の作画環境についてもお聞かせください。

2010年頃まではアナログでカラー原稿を描いていました。当時はコピックのことが大好きで使っていたというより、小畑健先生がコピック使われてるのを知って、みんな使ってるコピックを使えばそれっぽい絵が描けると思って、、締め切りに間に合わせることだけを必死に考えて楽しいとか感じることなくとにかく塗り続けてただけだったんです。
そこから3.11があって、アシスタントさんが来れない、 在宅に切り替えるしかないってなって、一気に自分の作品をカラー・モノクロ原稿ともにデジタル作画に切り替えました。その当時は「塗りのやり直しができるのがすごい!」って思っていたのですが、デジタルに移行してからしばらくして、これまでしばらく離れていた アナログの文房具や画材の方に目が行くようになって。そこからちょっとずつ、趣味として文房具や画材を揃えていきました。

ー最近になって改めてコピックをたくさんご愛用いただいていると伺いました。

コピックはもうしばらく常に机の傍らにはあったんですけど、もう古い付き合いみたいな感じなので、新しい画材っていう感覚がなかったんです。それが、この間のコピックアワード2023で、全く知らない技法を皆さんの作品から知って、それでもう頬をぶたれた気持ちで。コピックのことはもう十分わかってると思ってた自分を殴ってやりたくなって(笑)
コピックって、好きな色をパっと見つけてパって取ってすぐに塗ることができるところが好きです。このスピードは、すごく私に性に合ってるってことが改めてわかりました。最近は朝起きたときにスレッズ(instagram)に「おはよう。今日もコピックコピック〜」と書き込むほど、今コピックが好きです。
仕事から離れて、趣味としてコピックで好きに描いたら楽しかったんです。今はインスタでコピック好きな仲間を増やすみたいな活動をしています。
自分のデジタルの絵より、アナログの描いた絵の方がすごく好きなんです。デジタルは納得いくまでできますけど、 アナログのこの一発勝負感・ライブ感といいますか、心が乗るのでやっぱり念がこもるんです。デジタルの戻るボタンって画期的だけど、戻れないアナログの絵の緊張感っていうものにまたクリエイターさんたちは戻り始めてるんじゃないかなって、最近SNSを見てると思います。いつかまたDグレでカラー原稿やりたいなと思っています。

ーよく使うコピックの色はありますか?

写真に写っているカラーをよく使います。薄い色でアタリを取ってから描いていきます。
今はコピックの優しい色だけでどうやって成立させるかを研究してて、大久保つぐみさんのような"揺らぎ"をコピックで表現したいと思っています。今まで(仕事では)コピックでパキッとしたイラストを描き続けてきたので、パキッとしてないコピックっていうのをやりたいってなりました。
コピックどうやって使えばいいですかっていう方にも、とりあえず薄い色から塗っていくのを私は推奨してます。

私は色鉛筆で合わせるのが好きですね。コピックで着彩した上から色鉛筆の色を乗せた時に、すごくパキっと綺麗に色が乗って 、いかにも別の画材を合わせたっていう感じがせずに馴染むんです。
色鉛筆はファーバーカステルのポリクロモスが私は1番合うなと…いろんなメーカーのものを買い漁ってたくさん試してみたんですけど、これが1番コピックに合うと思ってました。

先生ご愛用のコピック、コピックポシェット、色鉛筆をご持参いただきました。
コピックの上から色鉛筆で塗るミクストメディアをよく楽しまれている様子。
虹の橋に渡った猫たちを守る、先生のオリジナルキャラクター・虹子ちゃん。
よく愛用されているコピックの色。

先生はコピックだけでなく他の画材についてもお詳しいですよね。
 新しい商品についてはどのように調べて、どこで買われますか。

コピックと相性のいい紙をブログにあげてくださってる方の情報を見たりして、見つけたらすぐamazonで注文しています。家に商品が届いたら、ご飯食べた後に試して…また寝る前に試して…と楽しんでいます。
とりあえず心が荒れるとamazonで画材を見るんです。海外のなかなか見かけたことがない変な画材とかがたまにちょろっと出てくるので、知らないぞと思ったらとりあえず試して買える。朝起きたらとりあえずいつもネットサーフィンします。そうやって調べてるとamazonが気を利かして、なんか面白いのあるよって提案してくれます。

死ぬほどチョロの顔見ながら、どこがチャームポイントなんだろうと思いながら描きました。私は写実的な絵が好きじゃなくて、いかにも絵に起こしたっていう絵が好きなんです。なので、絵には絵らしいものがないとなって思っちゃう。そのままの通りに描かずに、ちょっと自分の入れたい世界観を混ぜながら描くっていうのが好きです。
綺麗な色で終わらせるだけでなく、濁色が出るのが好きなので、綺麗なチョロの色だけを目立たせて、ちょっと濁らせるとかするのがちょっと好きだったりもします。コピックって、すごく発色がいいし、色は全部綺麗じゃないですか。だから、ちょっと彩度を落とすみたいなことをした方がなんか自分はやりやすいです。
アナログってデジタルと違って、終わりを決めるのも1つの醍醐味ですよね!

描き下ろしいただいたチョロちゃん。
コピックを手に持つ虹子ちゃんを素敵に描き下ろしいただきました

ぜひコピックメイキング動画もご覧ください。


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小畑 健 https://copic.jp/interview/manga/%e5%b0%8f%e7%95%91-%e5%81%a5/ Tue, 31 Oct 2023 08:12:21 +0000 https://copic.jp/?post_type=interview&p=25169 投稿 小畑 健コピック公式サイト に最初に表示されました。

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種村 有菜 https://copic.jp/interview/manga/%e7%a8%ae%e6%9d%91-%e6%9c%89%e8%8f%9c/ Mon, 30 Oct 2023 08:11:02 +0000 https://copic.jp/?post_type=interview&p=25164 投稿 種村 有菜コピック公式サイト に最初に表示されました。

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Asia Ladowska https://copic.jp/interview/manga/asia-ladowska/ Wed, 08 Dec 2021 06:10:27 +0000 https://copic.jp/?post_type=interview&p=14650 Asia Ladowska (アーシア・ラドウスカ)イギリスを拠点とするアーティスト、アーシア・ラドウスカは、最愛のマンガやアニメにインスパイアされたユニークなスタイルのイラストで知られています。すばらしい芸術的才能をキ […]

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Asia Ladowska (アーシア・ラドウスカ)

イギリスを拠点とするアーティスト、アーシア・ラドウスカは、最愛のマンガやアニメにインスパイアされたユニークなスタイルのイラストで知られています。すばらしい芸術的才能をキャリアに発展させたアーシアは、現在Instagramで100万人以上のファンにフォローされています。

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あなたの経歴についてお話しいただけますか。
こんにちは!私の名まえはアーシアで、ポーランド出身です。アナログとデジタルの両方で、主に日本のマンガやアニメにインスパイアされた女の子キャラのイラストを描いています。

絵を描くようになったきっかけは?
多くの子どもたちと同様に私も絵を描くことが大好きで、その興味はずっと尽きることがありませんでした。両親が早い段階で私のアートへの強い関心に気づいてくれて、私が10代の頃にアートスクールへの入学を勧めてくれたこと、さらに大学でもイラストとグラフィックデザインを学ぶよう勧めてくれたことは、私にとってとても幸運なことでした。

なぜアーティストになろうと思ったのですか?特定の誰かや、なにかに影響されたのでしょうか?
私の場合、「アーティストになろう」って決めたことはないんです。ラッキーなことに、これまでずっとアート関連のキャリアを歩んでこれたので。でもその幸運は、イギリスに留学したときに一度尽きちゃったんです。一人暮らしを始めてすぐにお金がなくなって、展覧会を開いてみたり、地元のアートコンテストで優勝もしたんですが、絵を描いても生活の足しにはならず、結局大学を中退して働かなきゃならなくなったんです。それからも仕事を変えたり、バイトしながら勉強を再開したり、5年以上は悪戦苦闘してました。
大学を通じてデザイナーのインターンに採用されてからは、生活が安定して日々のストレスからも解放されたので、また絵を描くことが大好きになりました。

あなたがもっとも影響を受けた人やものについて教えてもらえますか?
私がデザイナーとして働いていたころ、日本に住むロシア人イラストレーターが、毎日ウェブでデジタルイラストを公開して大人気だったんです。彼の絵にすっかり魅了されてしまって、彼女のTumblrやDeviantartのページを真夜中の3時にチェックしては、新しいイラストがアップされるのを待っていました。イリヤ・クブシノフ(Ilya Kuvshinov)という人なんですが、彼は間違いなく当時の私の最大のインスピレーションでした。
彼の絵に触発されて私はまたスケッチするようになり、毎日早めに出勤して空いた時間にスケッチしてました。数ヶ月後には行き帰りの電車の中でもスケッチしてましたし、昼休みも夜もずっとスケッチしてましたね…。絵を描く、ということが本当に私を幸せにしてくれて、日々を乗り越える力を与えてくれたんです。

プロのイラストレーターとして活動を始めたのはいつですか?
特にきっかけがあったわけではなかったと思うんで、はっきりいつからとは言えないです。昼間はデザイナー、夜はイラストの仕事と、フルタイムの仕事を2つ掛け持ちしているうちに、いつの間にか大学を卒業しちゃった感じなんです。そのときの睡眠時間は2日間に2時間から3時間程度でした(こういう生活はお勧めしませんけどね!)。

10代のころからマンガイラストに興味を持っていたとお聞きしました。でも高校時代、そして渡英後も大学やデザイン会社などでイラストを描く機会には恵まれなかったそうですね。
いまでこそマンガイラストはすごく人気がありますが、私がアートスクールに通っていた16年前には、マンガはすごく蔑まれていたんです。アートスクールを受験する前、セーラームーンやポケモンのキャラクターを描いた絵を先生に持っていって感想を聞く機会があったんですが、その先生にこう言われたんです。「こんな絵を描き続けていたら、どこのアートスクールにも行けないよ」って。この言葉はいまでも忘れられないです。14歳の私にとっては、生きるか死ぬか脅迫されてるような感じでした。
それからずっとマンガっぽいイラストを人に見せる勇気が出なかったんですが、大学に入ってからまた挑戦してみました。イラストの授業の課題としてどうしてもマンガを描きたかったんです。先生に自分の絵を見せて、これは日本にインスパイアされた物語だから右から左にページを開いてくださいと説明すると、先生に「いまあなたがいるのは日本じゃないですよね?イギリスでは、本は左から右へ読むものです」と言われてしまいました。課題の制作ではサポートを受けることはなく、いつも「もっとヨーロッパ風のエディトリアル・イラストに変えなさい」と言われてましたね。私はとても頑固だったので課題を最後までやり遂げましたが、結果的にはとてもひどい成績でした。時代が変わって、学校の方針が変わっているといいんですが、それは後輩たちに聞いてみないとわかりませんね。
私のデザイナーとしての仕事では、絵を描くことは全くありませんでした。主に写真、タイポグラフィー、ウェブデザインを担当しており、イラストレーションのスキルは必要ありませんでした。

デザイン会社を退職後、フルタイムのイラストレーターになって大変な人気を得ていますが、将来性のある職業を捨てて、マンガイラストでやっていくことに迷いはなかったのでしょうか?
いや、ほんとに最後の瞬間まで迷ってましたよ!ネットでイラストを公開したり、コミッションの仕事を受けたりしてましたが、その収入だけじゃ仕事を辞められるほどの経済的な支えにはならなかったです。睡眠不足で疲れがたまり、仕事へのモチベーションも下がり、パフォーマンスが上がらなくなっていました。
なので、上司と面談して自分が燃え尽きていると感じていること、そしてできれば仕事を辞めずに無給の休暇を取りたいと伝えました。家賃を前払いするために貯めていた金額と同じ分、6ヶ月の長期休暇を申請しました。会社も同意してくれたので、まず睡眠時間を確保して、インスピレーションを得るために3週間日本を旅して、フルタイムでイラストを描いてみて、もしうまくいかなければ半年後に仕事に戻る、という計画を立てたんです。ダメだったら半年後に復帰すればいいやと。仕事を辞めるのがいかに怖くて不安だったか、よくわかりますね…。

あなたにとって、マンガイラストの魅力とは?
愛しているという感情とその理由を説明するのは難しいですね…。いつの間にか好きになったとしか言いようがないです(笑)。
でもそうですね、マンガイラストで描かれる線、シンプルさ、あるいは複雑さに惹かれますね。同時に、美しく鮮やかなトーンの色使いや、髪の毛や布地を無重力みたいにふわっと描くイラストレーターさんも大好きです。いつもすごく軽やかで、しなやかなタッチなんです。マンガのスタイルで描かれた絵は、現実を別の角度から捉えていて、見ていてとても心地よくて、楽しくなります。

いまやインスタグラムのフォロワー数が100万人を超える人気アーティストですね。SNSがアーティストに与える影響について、どのようにお考えですか?
SNSは、いまアーティストに大きな影響を与えていると思います。しかし、そこにはプラス面もマイナス面もあります。
SNSで人気が出る前は、私がアートを仕事にするなんてできませんでした。SNSは私のドアを開き、多くのチャンスを与えてくれました。イリヤや、その他多くの私に影響を与えてくれたアーティストを発見しただけでなく、アーティストの友だちができたり、さらにはコピックマーカーを知ることができました。その結果、私のイラストが皆さん日本のコピックチームの目に触れることになり、このように出会うことができたわけですよね。これは、国や大陸の枠を超えた、とてつもなく大きな力です。でも、それは高い代償も伴うんです。
SNSでは、オンライン上で存在感を示さなければアルゴリズムの中に埋もれて消えてしまうために、アーティストにより多くの作品を、より速く作り続けなければならないというプレッシャーを与えます。みんなたくさん投稿してますが、注目度は非常に低いので、知名度を上げるのは大変です。
さらに、若い人たちにとっては、何千もの「いいね!」や「フォロワー」を獲得しなければ成功ではない、という「偽」の成功イメージが植え付けられ、彼らを鬱にさせ、本質的には意味がないのに「いいね!」や「フォロワー」を獲得することばかり追求するようになってしまっていると思います。
イラストを投稿することは仕事とは言えません。でも、成功するためにはビジネス的な視点が必要です。SNSは強力なマーケティングツールであり、世界中の友だちやクライアント、企業とのネットワークではありますが、ただ画像を投稿したところでまったく収入にはつながりません。それをキャリアにするためには、どうしたら収入源になるかを考え、SNS上で宣伝しなければなりません。作品を売るにしても、本を自費出版するにしても、オンラインのコースを販売するにしても、まず売りたいものを用意して、商売用のプラットフォームで売る必要があります。

最近、初の教則本「Sketch with Asia」を出版されましたね。この本について教えてください。
"Sketch with Asia - Manga Inspired Illustrations and Tutorials by Asia Ladowska "は、2019年に3dtotal社から出版された書籍で、それ以前に制作した私のオリジナルイラストも多数収録されています。
この本では、読者は私とアートの関わりを最初から追いかけることができ、絵における私の変化や上達を見ることができます。スランプや、進歩しないことを克服する方法など、駆け出しのアーティストにありがちな共通のハードルを乗り越えられるよう、思いつく限りのヒントを盛り込みました。初心者向けのチュートリアルのほか、上級者向けのエクササイズも用意されています。

いつからコピックマーカーを使い始めたのですか?きっかけはなんだったのでしょうか?
2016年に初めて、コピックチャオのパステルカラー5色セットを使ってイラストを描いたのが最初です。コピックのことは、インスタグラムで他のアーティストから教えてもらったんです。数ヵ月後、コミッションを受けてその5色で描いたイラストがオンラインではじめて売れて、そのお金でもっとコピックを買うことができたんです。その成果が自分ですごく誇らしくて、嬉しかったのを覚えています。

好きなコピックマーカーの種類を教えてください。いつも使っている特定の色はありますか?
柔らかい(スーパーブラシ)ニブが好きで、コピックチャオとコピックスケッチマーカーを使ってます。このニブを使うことで実現できるさまざまな効果、ソフトな混色の表現がとても気に入っています。最もよく使っている色は、R0000、R000、R00、R20、E0000、RV00、B60、BV21、BV23、BV25、それとBV29ですね。いろいろな色やカラーパレットを使って描くようにはしてるんですが、お気に入りとなるとこのへんの色は絶対外せませんね。

アーシアさんの作品の美しさとコピックマーカーの技術には目を見張るものがあります。コピックの使い方も熟知されていると思いますが、コピックファンに教えてあげたいアーシアさん独自のテクニックやコツはありますか?
嬉しいお言葉、ありがとうございます。本当に感謝しています。正直なところ、コピックマーカーを使い始めて6年経ったいまでも、新しいテクニックやコツを学び、発見し続けています。そのうちのいくつかをご紹介します:

・明るい色・暗い色をイラスト全体で使っていくのが好きなんですが、アルコールマーカーって描いてるうちに紙から他の色を拾ってしまいがちですよね。色が汚れたりしないように、一番濃い色は最後に使うようにしています。

・あまり描き込まないようにした作品やクイックスケッチの場合、色を使いすぎたり混ぜすぎたりしないように、あらかじめ薄めの紙やスケッチブックを使うようにしています(こういう紙に大量のアルコールインクを使うと、どんどんにじんでくるのでやりすぎないで済むのです)。逆に細かく描き込んだイラストの場合は、いつもホットプレス加工された、スムーズな表面の水彩紙を使っています。

・違うメディア・画材を組み合わせて、表現の幅を広げましょう!マーカーだけで描けることは限られています。鉛筆や色鉛筆、マルチライナーペンなどを併用すれば、まつ毛や髪の毛1本1本など細かく描くこともできますが、これはマーカーだけではなかなか難しいですよね。

・コピックは色数が多いので、色を選ぶのに悩んでしまうことがあると思います。そんなときはあえて数色に限定して描いたり、チャレンジとして適当に選んだ3色だけ使ってみるのもおもしろいんじゃないでしょうか!

・コピックマーカーの0番は、カラーレスブレンダーなので、たとえば線から色がはみ出してしまったときなどは修正用の「消しゴム」がわりに使えます。あと混色するときは、混ぜたい色よりちょっと薄めの色番号を選んでます。

イラストレーターを目指している若いコピックファンにメッセージをお願いします。
自分の心に従って、自分の好きなものを描きましょう。私たちみんな、異なる個性を持ってますし、そもそも好きなものや学ぶペースだって違うんですから、自分を他人と比べるのはやめましょう。新しいことやテクニックを試すのを恐れないでください。そういうことを探求して、学んでいくのは本当に楽しいですよ!また「ブランク」を空けず、絵を描き続けましょう。忙しいときこそ、ちょっとした時間を見つけて絵を描いたり、スケッチをしたりすることが大切です。1日10分でも、1週間なら1時間以上になります。コピックでイラストを描き上げるのに十分な時間です。

ありがとうございました。今後のさらなるご活躍を期待しています。
インタビューの機会をありがとうございました。これが刺激になって、アーティストの皆さんが決してあきらめず、好きなことを追求してくれたらいいなと心から願っています。

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Mauricio de Sousa https://copic.jp/interview/manga/mauricio-de-sousa/ Tue, 19 Oct 2021 08:24:58 +0000 https://copic.jp/?post_type=interview&p=14394 Mauricio de Sousaマウリシオさんの子ども時代についてお話いただけますでしょうか?いつから、そしてどのように絵に興味を持ったのでしょうか? 父がくれた色鉛筆と紙でいつも落書きしていましたね。3歳の頃、私はサ […]

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Mauricio de Sousa

マウリシオさんの子ども時代についてお話いただけますでしょうか?いつから、そしてどのように絵に興味を持ったのでしょうか?
父がくれた色鉛筆と紙でいつも落書きしていましたね。
3歳の頃、私はサンパウロに住んでいました。当時の街は平和で、一人で近所の歩道を歩き回っていました。そんな探検をしていたある日、雑誌が落ちているのを目にしました。ボロボロで、表紙もない状態でしたが、描かれている絵に目を惹かれました。それは、それまで見たことのなかった漫画本だったのです。

ドワーフや動物たちを従えた、ケープをまとったうさぎのスーパーヒーローの絵でした。家に持ち帰って母に見せたところ、これは漫画よ、と教えてくれました。
その場で何ページか読んでくれました。もっと読んで欲しいとねだった挙句、もう少し続きを読んでくれました。
そして、それから毎日少しずつ読んでくれるようになりました。ジョッカ・マーベルという名前のカラフルなスーパーうさぎのストーリーでしたが、もう魅了されて釘付けになりましたよ!

私の漫画への興味に気付いた父は、出かける度に新しいコミックスを持ち帰ってくれるようになりました。母は、私に邪魔されず元通り家事ができるよう、私に読み方を教えてくれました。3~4か月くらいで読めるようになりました。稚拙ながら、父が揃えてくれたクレヨンを使って、カラフルな絵やキャラクターを一生懸命真似て描いていました。

まだ幼い4歳のころでしたが、「大きくなったら人形が出てくるお話を描くんだ」と両親に言った記憶があります。

制作においてどのような要素が影響となりますか?
生きている上で体験すること、感じること、学ぶことすべてです。
子供のころの友達と、彼らのいたずらを観察していたことは作品に大きく反映されています。大人になって娘や息子ができてからは、彼らから多くのことを学びました。私のメインキャラクターの中には、彼らからインスピレーションを受けたものもあります。彼らを観察しては、そのまま漫画に描いていました。長女のマリアンジェラは、まだハイハイしていたころにキャラクターになってしまいました。怒りんぼで、縫いぐるみのウサギを放さなかった次女のモニカや、食欲旺盛で、特にスイカが大好きでペロリと食べてしまう三女のマガリも同様です。孫も含めて、いまでは我が家の子供は10人まで増えました。

そのほかにも、家族以外からインスピレーションを得て作られた400ものキャラクターがいて、私のスタジオで創られるストーリーに登場しています。60年もの長い間人気を得ることができたのは、常にキャラクターのふるまいに注意を払ってきたからだと思っています。道徳的に正しい行動かどうか、それにせりふの文法などにも注意してきました。その結果、私たちの創るストーリーは三世代に渡って愛されてきました。私のスタジオは楽しく、とても満足しています。さらに嬉しいのは、私の描くストーリーが子供たちの読み書きの勉強に役立っているということです。ちょうど私が幼いころに母が教えてくれたようにね。

マウリシオさんには、日本との長年の深いつながりがおありだと伺いました。どのように日本との関係が始まったのですか?
子供のころ、日系人の方が多いモジ・ダス・クルーゼスというサンパウロの田舎町に住んでいました。学校では、クラスメートの半数は日系二世でした。その環境で生涯の友情を得ました。友人の家の遊びに行っては、和食をごちそうになったり、遊びながら友だちが口ずさむ日本の童謡を一緒に歌ったりしたものです。日本の事はいつも身近に思っていたのです。日本人の習慣やしきたりなどを尊敬するようになり、いつしか日本に行くという夢を抱くようになりました。

私のスタジオが徐々に大きくなっていき、北米のコミックスディストリビューター United Features Syndicateとの契約が成立しました。彼らがいくつもの国の新聞社へ私の作品を配給して、それがきっかけとなって初の日本訪問を計画し始めました。最初はコマ漫画だったのが、週刊のカラーページに発展しました。そこで掲載されていた愛おしいキャラクター、心優しい小さな恐竜の「オラシオ」が日本の大手企業の目にとまり、契約が成立しました。その企業とは、ハローキティで知られるサンリオ社でした。

そんなふうにして、50数年前に日本との関係を築いていったのです。

日本で「オラシオ」の制作をしていた当時、ファイナルアートの作業の応援に、私のスタジオの女性アーティストであるタケダ・アリッセが日本へ駆けつけてくれたこともありましたね。その後何度も訪日しておりますが、嬉しいことに毎回かならずサンリオ社へ立ち寄らせていただき、恩師である辻慎太郎社長との再会を重ねてきました。辻さんはつい最近まで現役の社長を務められていましたよね。

ビッグネームの日本人との交流はその後も続きました。

サンパウロ国際交流基金の交流プログラムで訪日した際に、「漫画の神様」手塚治虫氏と知 合い、親友となることができました。手塚さんは、鉄腕アトムやジャングル大帝、リボンの騎士など、漫画界で最も認知されているキャラクターの生みの親です。

文化交流プログラムの一環として、国際交流基金が手塚さんをブラジルへお招きしました。手塚さんとこの私、そして多数のブラジル人漫画家が集った素晴らしい機会となりました。

手塚さんとお会いしたある時、二人のキャラクターをコラボさせたアマゾンの環境保護をテーマとした作品を制作すると約束を交わしました。その後、同テーマで何冊かの雑誌を発行しました。このわくわくするようなクロスオーバーで制作された作品に、ブラジル側からはモニカ&フレンズが登場しました。しかし、残念ながら手塚さんが他界されたため、このプロジェクトは継続できなかったのです。手塚さんのご子息である手塚眞氏とお会いして、いま改めて環境保護をテーマにした作品を復活させる可能性について考えています。

日本に更なるアプローチをする為、2019年には東京を拠点に支社を開設し、今後ブラジル本社同様の事業をアジア諸国での展開を目指しています。

本年より「モニカ・トイ」が日本で配信されるようになりました。どのようなお気持ちでしょうか?
夢が叶いました。日本の放送局で自作アニメが放送されることは世界中の漫画家が実現したいことです。近々漫画の日本語版も出来あがりますし、その他多くの商品が日本の市場でもリリースされます。日本語版の絵本は既に発売されています。後はモニカ&フレンズの漫画本ですね。

COPICにつきまして:COPICマーカーのご印象は?
COPIC製品の品質は、世界的にも知られています。技術を究めるために努力している若いアーティストが新しいアートやキャラクターを創造するのに最適ですし、また我々が60年以上にわたって読者に届けてきたようなポジティブで楽しいメッセージを伝えるのにも理想的なツールといえるでしょう。活動年数で思い出しましたが、冒頭で私のスタジオのアーティストであるタケダ・アリッセの名前を挙げました。日本での漫画制作時にサポートしてくれた彼女です。実は、その日本の旅がきっかけでお互いをもっと知ることができました。そして彼女と結婚してもう50年以上が経ち、3人の素晴らしい子宝に恵まれ、可愛い孫息子にも恵まれました。

COPICのモニカ・トイセットはいかがでしょうか?
最初、COPICからカタログが送られてきて5色選ぶようにとのことでしたので、マウリシオ・デ・ソウザ・プロダクションズのアートディレクターでもあり、弊社アーティストチームでのマーカーの用途を知り尽くしている妻に相談しました。今回コピックマーカーを使用してくれると期待している若者や子供たちにとって刺激的だと判断した色を選んだ結果、とても素敵なセットになりました。このセットには、マーカーのほかに「モニカ・トイ」の塗り絵が含まれています。

最後になりましたが、マウリシオ先生のような漫画家を目指しているブラジルと日本の若者に何かメッセージありますでしょうか?
自分の思い描いたことをペンの先から伝えて絵を描くのは快感ですし、自分の作品を家族や友達に見てもらえることは達成感に満ちています。絵を描くアーティストというのは、もっとも幸せなのです!

「モニカ トイ」 数量限定セット好評発売中

ブラジルの国民的マンガ家 マウリシオ・デ・ソウザ氏と、コピックのコラボレーションセット
「コピックチャオ×マウリシオ モニカ トイ セット」をブラジルと日本で限定発売します。大人気アニメーション「モニカ トイ」のかわいいキャラクターたちを描くために厳選されたコピックチャオ5色とマルチライナー、ぬり絵5種類、特製ステッカーが入った特別仕様で、モニカトイのファンの方やコピック初心者、プレゼントにもおすすめのセットです。

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浅野いにお https://copic.jp/interview/asanoinio/ Wed, 25 Apr 2018 07:10:52 +0000 https://copic.jp/?post_type=interview&p=3588 浅野いにお 漫画家。代表作『ソラニン』『おやすみプンプン』『うみべの女の子』など多数。現在は『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』を連載中。 若い世代を中心に大人気の漫画家・浅野いにおさんに、縁あってコピック […]

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浅野いにお

漫画家。
代表作『ソラニン』『おやすみプンプン』『うみべの女の子』など多数。
現在は『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』を連載中。

若い世代を中心に大人気の漫画家・浅野いにおさんに、縁あってコピック30周年をお祝いする色紙を描いていただきました。
つけペンなどを用いるアナログ作業に、デジタル作業を融合して描き出す超リアルな画が特徴のひとつで、カラーイラストはほぼデジタルで描いてきたという浅野さんが、今回初めてコピックを試しました。

— 浅野さんのカラーイラストはデジタルイラストのものしか拝見したことがないのですが、あえて今コピックを使ってみようと思ったきっかけは何ですか?

浅野:漫画家としてデビューして以降、仕事でのカラーイラストの色塗り作業は基本ほぼデジタルで行っていました。初めの頃はデジタルならではのフラットな塗りが楽しかったのですが、徐々にアナログならではの塗りムラや荒さに憧れるようになり、いっそ全てアナログで仕上げるのもアリだなと思っていました。


うっすらとペン先で塗った跡が見つけられたり、塗りの継ぎ目が濃くなっているのが分かる。これがいわゆるコピックの塗りムラと言われている。紙に吸収したインク量の違いや、乾いてからの塗り重ねなどが原因で生じる。

— アナログ画材でカラーイラストを描いたことはありますか?

浅野:学生時代はデザイン専攻だったのですが、当時学生がPCで作業するのはまだまだ敷居が高く、僕もアクリル絵の具などで作品の制作をしていました。混色が下手なのと、ズボラな自分に水を扱うのは向いてないと思い、仕事ではずっと遠ざけてました。

— コピックを使ってみて率直な感想はいかがでしたか?

浅野:とにかく描きやすい、余計な滲みがないという印象です。色数が豊富で、キャラの肌の色一つとってもどの色で塗ればいいのかわからず初めは戸惑いましたが、自分が使いやすい色が決まれば作業スピードも上がると思います。
コピックならではのテクニック作例もサイトに豊富に掲載されているので、ユーザーに親切だなと思いました。

今回の自分の色紙に関しては、他の作家さんのテクニックは参考にせず、行き当たりばったりで描いたので正直なところ一からやり直したい気持ちもあるのですが、その修正できない不完全な感じもアナログの醍醐味の一つと考えてそのまま提出させていただきました。
ただ出来上がったもの関しては、普段のデジタルデータとは違い複製不能の一点物なので愛着が全然違います。

— 愛着が違う、と仰っていただけて何よりです!こちらの色紙はどのくらいの時間で描かれたのですか?

浅野:線画はコピックのマルチライナーと面相筆で30分。塗り部分は1時間くらいです。

— 使いやすい色や気に入った色はありましたか?

浅野:まだ特定の「この色が好き!」というのはないのですが、グレーの階調が細かく用意されているのは可能性を感じました。
例えば、漫画の通常の白黒原稿でも雑誌によっては紙面の印刷品質の向上でグレー中間色が表現可能になってきていて、そもそも電子媒体であれば完全な二階調化の必要はありません。ならば、スクリーントーンの網点にこだわらなければコピックのグレー塗りに置き換えることもできるはずです。そうすれば今まで以上に微妙なニュアンスを手軽に表現できるようになるんじゃないでしょうか。

デザイン画制作のために生まれたコピックには、クールグレイ・ニュートラルグレイ・トナーグレイ・ウォームグレイの4つのグレイ系統が存在する。各グレイごとに明度が異なる色が用意されているので、表現したいものに合わせた雰囲気を出すことが可能。

— コピックに新たな可能性を見出していただいて嬉しく思います。浅野さんのコピックイラストをまた見れる日を楽しみにしています!

浅野:今回の作業でアナログの楽しさを再認識しました。
色紙での使用以外でも普段の原稿作業でアナログ・デジタルそれぞれの特性を踏まえて、コピックの導入を模索中です。良い落とし所が見つかれば強力な道具になるはずです。


浅野さん、貴重なお話を聴かせていただきありがとうございました。

コピックは、デジタル環境でイラストを描かれる方にとってはあまり馴染みのない存在かもしれませんが、デジタル作画に慣れているからこその活用の発見や手描きならではの新鮮な楽しさがあるはずです。
30周年を迎え、使いやすい色のセットが続々発売されるなどスタートしやすい環境になっています。コピックを通して、絵を描く楽しさを再認識していただけたら幸いです。

今回使用した製品はこちら:
コピックスケッチ
■コピックスケッチ

コピックファミリーの中で、最も人気のあるプロフェッショナル向けモデル。ミディアムブロードとスーパーブラシの組み合わせで、特にイラスト制作に向いています。全358色のバリエーションを持ち、「こんな色欲しかった!」を叶えます。

コピック色紙

■コピック色紙

表面紙には、ペーパーセレクションで採用している平滑性、白色度の高いカスタムペーパーを使用。消しゴムをかけても毛羽立たず、コピックの塗り重ねにも耐えられます。大、中、寸松案の3サイズ展開。

投稿 浅野いにおコピック公式サイト に最初に表示されました。

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