コピック アクレアFAQ
よくある質問
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Q.コピックはどんな画材ですか?
A.コピックはTooグループで開発されたアルコールマーカー、水性マーカー、用紙類やエアブラシなど多様な製品を含むブランド名です。
コピックのアルコールマーカー・コピックスケッチは358色ものラインナップを持ち、品質の高さや繰り返し長く使用できる点などを評価いただいており、デザインの作画、イラストレーション、漫画の着彩、クラフトなど様々な分野で活用されています。1987年から発売を開始し、現在は世界70カ国以上で販売、ご愛用いただいています。 -
Q.コピックはどこで購入できますか?
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Q.コピック製品を飛行機に持ち込むことはできますか?
A.コピックのマーカーは基本的に機内に持ち込み・または手荷物として預けることができますが、コピックインク(バリオスインク)は消防法上の危険物に該当するため、持ち込み不可となっております。
コピックエアーブラッシングシステム(ABS)のエア缶は、機内への持ち込みはできませんが、一人あたり2kg(D60Nなら約30本)まで預け入れが可能です。詳細は航空会社、輸送会社にお問い合わせください。 -
Q.コピックのマーカーを海外に送ることはできますか?
A.航空便輸送につきましては輸送会社によって対応が異なりますので、ご使用になる輸送会社に直接ご相談ください。また、個人のお客様、お取引のない法人の方へ安全データシート(SDS)の発行は行なっておりません。あらかじめご了承ください。
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Q.コピック製品は海外で購入できますか?
A.主にコピックスケッチ、コピックチャオなどのマーカー製品は現在70カ国以上で販売しておりますので、それら代理店の存在する国ではお買い求めいただけます。詳しい販売情報をお求めの場合はお問合せください。
製品の特徴、性能について
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Q.コピックは金属・ガラス・アクリル・フィルム等への着彩に使えますか?
A.水性顔料マーカーのコピック アクレアは顔料インクのため、金属、ガラス、アクリル、フィルム、木材など様々なものに描画が可能です。 コピックスケッチ、コピックチャオなどアルコールマーカー製品のインクは染料インクのため、紙や布などの繊維に染み込むことで発色します。金属・ガラス・アクリルなどはインクが染み込まず表面にインクが乗っているだけの程度になり、こすったりすると消えてしまうことがありますので定着を目的とする場合には向いていませんのでご注意ください。 -
Q.コピック製品の保管方法について教えてください。
A.コピックスケッチなどのマーカー、コピックインクは直射日光の当たらない涼しい場所で保管してください。直射日光や強い紫外線に当てたままにしておきますと、本体が劣化してひび割れたり、退色する原因となります。
マーカーやコピックマルチライナーは、使い始めたあとはインクの偏りを防ぐため横置きにして保管するのがおすすめです。インクが偏っていても、しばらく待てば問題なくインクは出ます。
また、コピックのインクは引火性のため、コピックインクは必ず火気のない場所で保管してください。 -
Q.コピック製品の廃棄方法について教えてください
A.コピックのマーカーの廃棄方法について:
廃棄する場合は不燃ゴミとして廃棄してください。補充用インク(コピックインク、バリオスインクのインク)の廃棄方法について:
中身が残っている場合には、火気のない換気の良い場所で、ペーパータオルなどに染み込ませてアルコール分を揮発させた後に廃棄してください。ABSのエア缶の廃棄について:
必ず中身を使い切ってから、一般的なスプレー缶と同じ方法でお住いの自治体の廃棄方法にしたがって廃棄してください。 -
Q.コピックのマーカーで塗ったものは退色しますか?
A.コピックのアルコールマーカーに使用されているインクは染料インクのため、紫外線等に長時間当てていると退色します。
使用した作品はファイルに保管するなど、紫外線が当たらない状態で保管してください。
作品を展示したい場合は、市販のUVカットホルダーやUVカット効果のあるアクリルを額装時に使用することで退色を抑制することは可能です。
コピックコピック アクレアは顔料インクのため、退色による変化は微小です。 -
Q.コピック アクレアとはどういう意味ですか?
A.Aqua(水性)+Create(創造)による造語です。
水性という特性を活かし、より多くの方に創作活動を楽しんでいただける製品をイメージし名づけました。 -
Q.コピック アクレアとコピックスケッチ(コピックチャオ、コピッククラシック)との違いは何ですか?
A.コピック クラシック、スケッチ、チャオはアルコールを主成分とする染料インクのマーカーです。染料インクは紙に染み込むことで発色するため、主に紙への着彩に向いています。透明度がありレイヤー効果やグラデーションなどの表現に適しています。
一方、コピックコピック アクレアは水性・顔料インクのマーカーです。顔料インクは染料インクよりも粒子が大きく用紙の上にインクがとどまるため、不透明で下の色を隠す性質があります。
そのため、コピック アクレアは用紙以外にも、プラスチック、アクリル、フィルム、木材など様々な素材に使用することができます。 -
Q.コピック アクレアは他のマーカーと併用できますか?
A.コピック アクレアは、コピックスケッチなどのアルコールマーカーで描いた作品の上にも描くことができます。コピック アクレアのスノーホワイトは下の色をしっかりと隠す高い隠蔽力があり、コピックアルコールマーカーのインクが影響しにくいように開発されておりますのでハイライトとしてお使いいただくことをおすすめします。
他のカラーもアルコールマーカーにはないマットな質感を持ちますので、併用することで作品の幅を拡げることができます。 -
Q.コピック アクレアの上からコピックアルコールマーカーで着色できますか?
A.コピック アクレアは耐アルコールの性質を持っておりません。そのため、アルコールマーカーで塗った部分のインクが溶け出して流れてしまいます。併用する場合は、アルコールマーカーを使用した作品の上からお使いいただくことをおすすめします。
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Q.コピック アクレアのインクを混色することはできますか?
A.パレットなどに数色を出して混ぜることは可能です。コピック アクレアのペン先を使用して色を混ぜるとペン先が汚れ、元のインク色に影響する場合がありますのでご注意ください。
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Q.ガラスに描いて後から消すことはできますか?
A.ガラスや鏡など表面が平滑でインクが染み込まない素材の場合、ウェットティッシュやガラスクリーナーなどを使用してインクを拭き取ることができます。放置時間が長くなると落ちにくくなる場合がありますのでご了承ください。
拭き取った後も筆記跡が素材の表面に残る場合がありますので、影響のない場所で試してからご使用ください。 -
Q.コピック アクレアの耐光性はありますか?
A.顔料インクのため、染料インクに比べ耐光性は高いといえます。退色のスピードや程度は展示場所、保管方法、環境により異なりますのでご了承ください。
使用上のご注意と対処法について
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Q.インクが薄く感じます
A.インクがよく混ざっていない可能性があります。コピック アクレアのインクは顔料と水、樹脂などで構成されているため、しばらく使用しないと顔料とその他の成分が分離してしまいますので、使用する前にキャップをした状態でペンを上下に振って、インクをよく混ぜてください。
それでも色が薄い場合は、ペン先に前に使用した時の樹脂成分などが残っている可能性があります。ティッシュペーパーなどで軽く拭き取り、試し書きをして余分な成分を出し切ってからお使いください。 -
Q.インクが出すぎるように感じます
A.ペン先にインクが溜まっている状態が考えられます。ペン先を上下に押し込むことでインクが出てくる構造になっているので、ペン先を押しこまずにしばらく使用してください。インクがボタ落ちする場合はティッシュペーパーなどでペン先の余分なインクを拭き取ってください。
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Q.子どもがインクをなめてしまいました
A.うがいをして口内を洗い流してください。万が一何かしらの症状が見られた場合は医師の診断を受けてください。
※コピック アクレアのインクは米国のACMIが認定するAPマークを取得しています。APマークは専門の毒物検査士による厳しいチェックをクリアし、人体に無害で安全だと認められた画材や工芸材料だけに与えられます。